business取締業務

経験と知識に裏打ちされた観察眼で、違反車両を取り締まる

経験と知識に裏打ちされた観察眼で、違反車両を取り締まる

【首都高パトロールの取締業務】

道路の構造保全や交通の危険防止を目的に、警察などの関係機関と連携し、違反車両に対して指導警告などの措置を講ずるのが取締業務です。積荷の落下が危惧される大型車両の取締も実施。まさに“首都高の監視役”であり、取締業務の隊員は経験と知識に裏打ちされた観察眼で違反車両を見極めるプロフェッショナルでもあります。

重大事故誘発の危険性を排除しお客さまと首都高速道路の安全を守る

重大事故誘発の危険性を排除し
お客さまと首都高速道路の安全を守る

道路法および車両制限令では、「一般的制限値」を定めています。この一般的制限値は車両の大きさや重さなどの最高限度を示すもので、制限値を超えた違反車両が道路を何度も走行すると道路の著しい劣化につながります。また、違反車両は操作性低下などにより重大事故を招く可能性も極めて高く、首都高速道路の安全、そして何よりお客さまの安全を守るうえでも、それら違反車両を取り締まることが重要です。

道路法に則り、鋭い観察眼で違反車両の取締を実施

道路法に則り、鋭い観察眼で
違反車両の取締を実施

多種多様な車両が行き交う首都高速道路。取締業務を行う隊員は鋭い観察眼で、重量制限を超える車両特有の積荷、タイヤ、エンジン音などの違和感を察知。取締を行うことで事故やトラブルなどを未然に防ぎます。鋭い観察眼を鍛えるうえでは、車両や道路法に関する幅広い知識は不可欠であり、隊員たちは造詣を深めるため主体的に学ぶ姿勢を大切にしています。

お客さまの安全を確保するためにプロとして毅然と対応する

お客さまの安全を確保するために
プロとして毅然と対応する

制限値を超える車両の通行には、「特殊車両通行許可」という道路管理者の許可が必要です。許可なしで通行したり、許可されていない経路での通行が確認された場合は、措置命令を出しています。違反車両に対して毅然と通行の中止や退出の命令を発出することで、ルールを守って首都高速道路を利用しているほかのお客さまの安全を守ります。

取締業務の主な内容

車両制限令違反の取締

車両制限令違反の取締

車両制限令で定められている車両の長さ、幅、高さ、重量を超える車両や、最高限度を超えた荷物を積載している違反車両に対して取締を実施。違反の可能性がある車両を発見した際は、安全な場所へ誘導し、幅や重量を計測します。

指導警告や措置命令の実施

指導警告や措置命令の実施

制限値を超えている車両に対しては、「特殊車両通行許可証」を確認。許可証を持っていない場合は違反車両と判断し、指導警告や措置命令を行います。措置命令では、首都高速道路外へ退出などを違反車両に命じます。