INTERVIEW 隊員インタビュー 管制業務

山口太志 Taishi Yamaguchi

2007年入社
神奈川事業本部 神奈川交通管制部
副班長

山口太志 Taishi Yamaguchi

「人の安心や安全を守りたい」という想いを叶えられる場所

―入社の動機

「人の安心や安全を守りたい」という想いを叶えられる場所

高校生の頃から警察官や消防士など、人の安心や安全を守るような仕事への憧れがありました。前職は飲食業で働いていましたが、その想いから転職を考え、インターネット上でこの仕事を見つけたのが入社のきっかけです。

首都高パトロールの隊員は元々車好きな方も多いですが、私自身は当時あまり知識がありませんでした。応募するときも「速度の取り締まりなどをするのかな」というイメージだったのです。実際に速度の取り締まりを行うのは警察の仕事ですが、実際に現場に出てからギャップを感じたかというと、そういうわけでもありませんでした。事故やトラブルで不安を感じ困っている方々を守り、少しでも安心感を与えるのは我々の仕事でもあります。「人の安心や安全を守る」という点においては本来目指していたことと重なり、むしろやりがいを強く感じました。

“司令塔”として、パトロール隊や現場と密に連携することが大切

―仕事内容

“司令塔”として、パトロール隊や現場と密に連携することが大切

入社後10年ほどは巡回業務に就いていました。そこで得た知識や経験を別のフィールドで活かしたいと考えるようになり、管制室への異動を希望して今に至ります。管制業務とは、スポーツでいうところのいわゆる“司令塔”の役割です。事象が発生した段階であらゆる情報が管制室に入ってきます。その情報を元にパトロール隊に「この場所でこういう事象が発生している」ということを伝え現場に向かってもらうよう指示を出します。パトロール隊が現場に着いたあとも現場と連携しながら、車両の情報やどのような状況で事故や故障を起こしているのか記録に残すのも管制室の仕事です。

危険な現場の場合、当事者や通行者の方々の安全確保はもちろん、隊員の安全も確保しなくてはなりません。そのためには情報収集や現場との連携がとても重要になってきますし、とても責任感や冷静さを求められる仕事だと感じます。

経験豊富なプロフェッショナルの方々と「チーム」になって支え合う

―尊敬する先輩たち

経験豊富なプロフェッショナルの方々と「チーム」になって支え合う

神奈川管制部の管制室は、隊員5名で構成されています。それぞれ「非常電話担当」や「無線担当」、「情報板担当」、「歩行者立ち入り担当」などの役割を担います。管制室の責任者や先輩方はみなさん経験豊富なプロフェッショナルばかりです。焦っていると早口になったり上手く指示が出せなくなったりしてしまいますが、「一度深呼吸して落ち着こう」と声をかけてくれます。難しい状況でも「チームで乗り越えよう」「チームで支え合おう」という風土があるのは管制室の大きな魅力です。

「人の役に立ちたい」「首都高が好きで、首都高で働きたい」という気持ちがあれば、周りはそれに応えて一生懸命指導してくれます。私自身もそういった気持ちに応えていきたいですし、そういった方と仕事ができたらうれしいです。

私のオフショット

私のオフショット

今年に入って念願だったマイホームを手に入れました。最近の楽しみは家の一室に設けた秘密基地で過ごすことです(笑)。部屋には釣りやスノーボードなどの道具を置いたり、休日には部屋でゲームをしたりしていますね。交通管理部の若い人たちが「一緒にやりましょう」と誘ってくれたことをきっかけに、オンラインでよく一緒にゲームをプレイするようにもなりました。若い人たちとのコミュニケーションツールとしても役立っています。