CROSS TALK上司×部下対談

上司×部下対談

笠井健二 Kenji Kasai

笠井健二 Kenji Kasai

1998年入社
神奈川事業本部 みなとみらい交通管理部
課長代理

鈴木喬之 Takayuki Suzuki

鈴木喬之 Takayuki Suzuki

2020年入社
神奈川事業本部 みなとみらい交通管理部

頼れる先輩とペアを組むから、日々学びがある

―まずはお仕事内容を教えてください

頼れる先輩とペアを組むから、日々学びがある鈴木

パトロールカーに乗って、首都高を巡回しています。落下物や事故などが発生した際には、管制室と連絡を取り合い、二次被害の防止や落下物の早期排除を行っています。巡回業務では二人一組になるのですが、今ペアを組んでいるのが笠井代理(「代理」は課長代理の呼称)です。

頼れる先輩とペアを組むから、日々学びがある笠井

鈴木隊員は入社して現在二年目ですが、業務にも馴染んで仕事も覚えてきて、自信がでてきた印象です。初めて会ったときは「少し元気がないかな」と思っていたのですが(笑)、今は前向きに仕事を行えるようになってきたと感じています。本人が問題意識を持って業務に取り組んでいて、同じミスを繰り返さないよう気を付けているところは、鈴木隊員らしいなと思いますね。やっぱりそういうのは意識している?

頼れる先輩とペアを組むから、日々学びがある鈴木

そうですね。同じようなミスをしてしまうとほかの仕事も上手くいかなくなってしまうので、そこは気を付けています。私自身まだ経験が浅くわからないことも多いのですが、笠井代理は質問すれば優しく丁寧に教えてくれますよね。

頼れる先輩とペアを組むから、日々学びがある笠井

首都高では本当にいろんな事案があるから、とてもではないけれど一度で仕事を覚えられるものではないと思うよ。だからその都度時間をかけて、少しずつ丁寧に伝えていくことは大切にしているね。

頼れる先輩とペアを組むから、日々学びがある鈴木

本当に感謝しています(笑)。首都高パトロールでは、新人で入社するとOJTとして先輩がついてくれますが、その後も経験豊富な色々な先輩と組むため、日々学ぶことが多いです。

様々な事案が発生するからこそ、長い目で隊員を育てていく

様々な事案が発生するからこそ、長い目で隊員を育てていく

―一緒に仕事をする中で、印象に残っているエピソードはありますか?

様々な事案が発生するからこそ、長い目で隊員を育てていく鈴木

首都高のトンネルで起きた車両火災に対応したときのことは、今でも鮮明に覚えています。車が燃えている状況に対応することが初めてだったので……。そんな場面でも笠井代理は私のことをフォローしてくれて、管制室と連携しながら冷静に対処されていました。その姿がかっこよく、笠井代理みたいな隊員になりたいと思いました。

様々な事案が発生するからこそ、長い目で隊員を育てていく笠井

照れますね……。しかし、先ほども言ったとおり毎回対応する事案が異なるので、先輩がどう行動するかを見てもらうのは大事なことなんです。鈴木隊員にもなるべく私の行動を見よう見まねでやってもらって、現場から戻ったときに「こういうときはこうするんだよ」ということを伝えています。その場ではなかなか伝えられないことも多いので、後からサポートすることも重要ですね。

様々な事案が発生するからこそ、長い目で隊員を育てていく鈴木

現場ではまだ焦って慌ててしまうことも多いのですが、現場に向かうパトロールカーの中でも笠井代理は「焦らないでいいよ」と声をかけてくれます。その一言だけでも心がかなり落ち着きました。

様々な事案が発生するからこそ、長い目で隊員を育てていく笠井

新人のうちは過度に緊張してしまうものです。もちろんある程度緊張感をもって仕事に臨むことは大切ですが、100%力を発揮できるだけの心の準備が必要だと思っています。

様々な事案が発生するからこそ、長い目で隊員を育てていく鈴木

笠井代理も新人のときはそうだったんですか?

様々な事案が発生するからこそ、長い目で隊員を育てていく笠井

もちろん。ただ、時代も違うから厳しい言葉をかけられることは多かったかな。後輩との接し方や教え方というのは、やはり時代に合わせて変えていく必要があると思う。それに近年入社してくる方は、しっかり話せばきちんと理解してくれる人が多い印象なので、ゆっくりと長い目でサポートするようにしているよ。

隊員は自分自身の安全を守ることも仕事

隊員は自分自身の安全を守ることも仕事

―笠井代理から見た鈴木隊員の強みは何ですか?

隊員は自分自身の安全を守ることも仕事笠井

私たちの仕事は困っている人を助けたり、渋滞が発生するのを防いだりする仕事なので、とても公共性が高い仕事です。その点鈴木隊員は真面目で正義感が強く、公共性への理解もあるので、首都高パトロールの隊員として素質があります。数字を追うことが求められているわけではないため、公共性を大事に考え、真面目に仕事をこなせることがこの仕事では大切ですね。

隊員は自分自身の安全を守ることも仕事鈴木

ありがとうございます。ただ、まだ現場では緊張してせっかちになってしまうこともあるので、冷静に対処できるようになりたいです。

隊員は自分自身の安全を守ることも仕事笠井

それでも以前に比べたら日々成長していると思う。最近はほかの隊員の仕事を手伝っている姿もよく見かけるし、少しずつ余裕も生まれてきたんじゃないかな? 入社して2年目の今、後輩もすでにいるから教える立場としてもぜひ成長していってほしい。

隊員は自分自身の安全を守ることも仕事鈴木

まだ人に何かを教えるのは苦手なので、そこはもっと勉強していかないといけないですね。

隊員は自分自身の安全を守ることも仕事笠井

あと、これは鈴木隊員に限らずですが、隊員たちには安全意識を常に高めていってほしいと感じています。隊員が現場で怪我をすると、対応すべきことが増えてしまいます。そういったことも踏まえて、責任感をもって務めなければなりません。

隊員は自分自身の安全を守ることも仕事鈴木

入社当初は漠然と「自分の安全は大丈夫だろう」という気持ちがありました。しかし、実際に現場に出たり、同僚から危険を感じた場面のことを聞いたりして、安全意識は非常に高くなりました。入社してすぐに安全意識向上を目的とした研修があったのも大きいです。お客さまの安全を守ることはもちろん、隊員は自分の安全を守ることも大切な仕事だと感じています。

オンとオフを上手く切り替えて、両方を充実させてほしい

―どんな人が首都高パトロールで活躍できると思いますか?

オンとオフを上手く切り替えて、両方を充実させてほしい笠井

ペアで動くことが多いので、コミュニケーションがしっかり取れる人や、真面目に仕事に取り組める人なら活躍できるのではないでしょうか。

オンとオフを上手く切り替えて、両方を充実させてほしい鈴木

それからオンとオフを切り替えられることも大切かなと思います。勤務中も「休憩時間は休憩時間」と切り替えて、みなさん思い思いに体を休めています。

オンとオフを上手く切り替えて、両方を充実させてほしい笠井

緊張状態がずっと続くと精神的にもつらいので、確かに切り替えは大切。鈴木隊員も休憩時間はリラックスして、若い人たちと一緒に弾けているね(笑)。

オンとオフを上手く切り替えて、両方を充実させてほしい鈴木

コミュニケーションが取りやすい雰囲気なのは、首都高パトロールの魅力です(笑)。

オンとオフを上手く切り替えて、両方を充実させてほしい笠井

休憩時間もそうですが、同じ理由でやはりプライベートも充実させてもらいたいですね。鈴木隊員にも日々がんばってもらっているので、休みの日にはしっかり休んで、健康面に気を付けながら仕事をしてもらえたらと思っています。

オンとオフを上手く切り替えて、両方を充実させてほしい