Q&A女性隊員に聞きました

   

首都高の安全を守ることを使命と誇りに活躍するパトロール隊員。
普段は制服を着てプロフェッショナルな業務に取り組んでいる女性隊員に、私服でリラックスした雰囲気の中で
15の質問に答えてもらい、女性の視点から首都高パトロール「シュトパト」の魅力を解き明かしてもらいました。

MEMBER

松澤 隊員Matsuzawa

2018年入社
神奈川事業本部 みなとみらい交通管理部

松森 隊員Matsumori

2020年入社
西東京事業本部 羽田交通管理部

遠藤 隊員Endo

2021年入社
神奈川事業本部 神奈川交通管制部

池亀 隊員Ikegame

2022年入社
東東京事業本部 川口交通管理部

神崎 隊員Kanzaki

2023年入社
神奈川事業本部 新横浜交通管理部

仕事のこと

女性隊員が語る
「シュトパト」の日々

首都高の安全を守るため、日夜活躍する女性隊員。「シュトパト」入社後、どんなことを克服し、どんなときに仕事のやりがいや自身の成長を感じてきたのでしょうか。

仕事でやりがいを感じること、うれしかったことがありましたら教えてください。

松森

現場と管制室が協力し合い、事故・故障・落下物などでの車線規制を安全に素早く解除できたときは達成感を感じます。お客さまを援助できたとき、さらに「ありがとう」「本当に助かった」と感謝されたときは、この仕事をしていて良かったと感じます。

神崎

事故や故障車といった事案の取り扱いを終えて現場を離れるときは、スッキリした気分になります。先輩にほめられると、暑い日でも寒い日でもやりがいを感じます。

松澤

事故や故障などの当事者の方に「ありがとう」と言われると、本当にやりがいを感じます。

池亀

先輩に成果を認めてもらえたとき、うれしい気持ちになりました。

遠藤

「首都高」という誰もが知るライフラインを支えることへの責任感と、日常の「当たり前」を守っていることに大きなやりがいを感じます。事故や故障といった事象が起きた際に、当社の隊員が対応しお客さまが安全にその場から去っていかれる瞬間は、モニター越しながら毎回うれしさを感じています。

入社後、難しかったことはありましたか?

神崎

首都圏以外で育ったので、入社してすぐの頃は地名を覚えるのに苦労しました。パトロールカーでの移動中に先輩が「ここはどこでしょう?」などと質問してくれたので、クイズ感覚で身に着けられました。

松澤

入社当時、トラックなどの車両に馴染みがなく、タイヤやブレーキについての話が理解できませんでした。それでも先輩方が嫌な顔一つせず教えてくれたので、本当にありがたかったです。

仕事を行う上で意識していることはありますか?

松森

コミュニケーションを丁寧に重ねることと、先のことを考えながら行動することを心がけています。

松澤

現場で危険なことが起きると先輩から厳しい言葉をかけられることもありますが、危険を回避するためなので、反省した後は引きずらないことを心がけています。ほかには、事故や故障といったトラブルに見舞われたお客さまは心穏やかではありません。落ち着いていただくためにも自分の冷静さを保ち対応するよう心がけています。

夜勤は問題なかったですか?

松澤

夜中は眠気を感じることももちろんありますが、非番は自由時間なので、体力的に不安を感じることはなかったです。

遠藤

夜勤は拘束時間が少し長くなりますが、休憩時間とは別に充分な仮眠時間を確保してもらえるので全く辛くはありませんでした。むしろ夜勤1勤務で日勤2日分の扱いになるため、明けの日はちょっぴりお得な気分になれます。また、みなとみらいの夜景や夜明けを見られますし、通勤も空いていて快適なところも夜勤の醍醐味だと感じます。

女性隊員が果たす役割の重要性を感じたことはありますか?また女性隊員の提案が取り入れられ変化したことなどありますか?

遠藤

男性のイメージが強い業種なので、複数人の女性社員が働いていることは、後に続く女性求職者にとっても心の支えになるのではないかと思います。業務においても、これまでにない女性の視点から意見が出せることで、職場にポジティブな変化が増えたと思います。

松澤

事故や故障に遭われたお客さまが特に女性の方ですと「女性隊員だと言いづらいことでも声がかけやすく、話しやすい。」と喜ばれ、果たす役割の重要性を感じます。

松森

類似する業界の方との懇談会で「一緒に勤務する社員は、日ごとにバラバラ」とのお話しを聞き、私の職場でも班内で組み合わせを変えて仕事をしたいと会社に提案したことがあります。メンバーを固定せずにチームを組めたことで、先輩方の経験を幅広く学べる機会ができました。

遠藤

規制を張る際、カラーコーンを一気に持てず現場を往復せざるを得ない女性社員のために、すぐに台車が導入されました。女性は運動能力や筋力・体力面で不安があると思いますが、改善の提案もできますし会社側からの提案もあります。意見が出しやすくその意見に向き合ってもらえる環境なので安心していただきたいです。

今後チャレンジしてみたいことはありますか?

神崎

まずは巡回業務に慣れること。一人でも不安が少なくなったら、バイク隊での仕事がしてみたいです。

遠藤

ローテーション勤務なのできちんと休みが取れるのと、資格取得の費用を会社が援助してくれるものも多いので、積極的に色々な資格にチャレンジしていきたいです。

松澤

入社してから興味が出て、二輪、大型の免許を取りました。次は、けん引か大型二種に挑戦してみたいです。

松森

人事部の仕事にチャレンジしてみたいという思いがあります。現場を経験してきたからこそ職場にとって何が必要で活躍できる人材像が見えてきたからです。

会社のこと

「シュトパト」ってこんな職場!

男性の職場というイメージが強い「シュトパト」ですが、女性隊員の意見を取り入れ、年々、隊員の働きやすさを向上させています。現在進行形で変わりゆく「シュトパト」のリアルを訊きました。

首都高パトロールを知ったきっかけを教えてください。

松森

首都高を走っていたときに知りました。

神崎

首都高が好きで、「高速上で働ける仕事がないか」と調べる中で見つけました。

松澤

首都高を利用したときに、事故処理をしているパトロール隊を見かけて知りました。

池亀

首都高を利用した際に、パトロール隊を見たことがきっかけです。

遠藤

休日、都内の一般街路で首都高独自の部隊「黄バイ」を見かけたのが始まりです。「黄バイ」は普段、山手トンネルしか走らないので、運命的な偶然だったと思います!

入社の決め手を教えてください。

松森

面接試験の担当者が、こちらの気持ちを汲んで会話してくださると同時に、仕事に対する真剣な姿勢を感じました。「この人と働きたい!」と思ったのが、一番の決め手です。

神崎

首都高に関わって働きたかったので、迷いはありませんでした。

遠藤

民間企業ではありますが、数字だけを追い求めるのではなく、純粋にお客さまの安心安全や利便性を守れる仕事、都心の物流や交通の大動脈を支えて社会に貢献できる仕事だと感じ、入社を決めました。ですが、最後の決め手は、バイク隊への強い憧れだったかもしれません(笑)。

池亀

テレビなどで首都高で活躍する隊員を見ていて、前々から興味を持っていたためです。

松澤

人の役に立つ仕事がしたいという思いがあり、仕事内容を知って決断しました。

入社して「よかった」と感じたこと、会社の好きなところがあれば教えてください。

神崎

首都高が職場であることです!

遠藤

公共事業に携わることができ、日々使命感とやりがいを持って働けるところに魅力を感じます。また、携わる事業はもちろん、働く上で様々な面においても安定感があり、ライフプランを立てやすいのもありがたいです。

池亀

平日に限らずお休みがとりやすいところです。一般的な会社員よりもプライベートの時間がとれるような気がします。

遠藤

会社が同期や女性社員といったグループの縁を大切にしてくれます。入社後に部署が分かれると会う機会もなくなりがちですが、研修や業務イベントへの参加など色々な再会の機会を設けてくれます。また、家に業務を持ち帰ることがないので、オンとオフの切り替えがしっかりできる点もよかったです。仕事とプライベートがしっかり区別されているのはこの職場の魅力だと思います。

男性が多い会社ということに不安はありました?

遠藤

入社直後は男性隊員から距離を置かれ、疎外感を感じるのではないかと不安でしたし、そうなる覚悟もしていましたが、その不安はすぐに消えました。チームワークにおいて、男女は関係ない。最初はお互い緊張していましたが、今では自然体でいられます。変に特別扱いされることもありません。

女性から見た執務環境や制度はどう感じていますか?

松森

私が入社した当時は女性用環境が整備されている施設はごくわずかでしたが、現在では4基地3管制室で仮眠室やシャワールームなど女性専用の施設が用意されており、とても働きやすい環境になっています。更に改修工事を進めているとのことで、今後順次女性隊員が活躍できる基地が増えていくのが楽しみです。

松澤

他社と比べても、健康診断、産休・育休制度はかなり整っていると思います。妊娠中は巡回業務ではなく日勤の内勤事務になりました。また妊婦健診についても既定の時間内であれば勤務中に病院に行くことも出来ましたし、時差通勤制度もありますので通勤ラッシュの時間帯を避けて通勤していました。

遠藤

上司や先輩との距離が近く、些細なことでも相談しやすい環境です。また、女性隊員向けの相談窓口などが整っているので、女性ならではの相談もしやすく安心感があります。

昼食や夜勤時の夕食はどのようにしていますか?

松澤

持参したものを食べることが多いですが、たまにみんなでお弁当を買って食べたりしています。

池亀

休憩室で、先輩社員と食べています。

出社時の服装に大まかなルールはありますか?

神崎

ありませんが、私服で「自分なりの制服」をつくっておくと、朝迷わなくて便利です。

池亀

社会人らしい服装であれば、特に指定はありません。

プライベートのこと

オフも充実!
多彩なメンバーの日常

オン・オフの切り替えがしやすい「シュトパト」。オフの時間もそれぞれ充実させているようです。個性豊かな女性隊員の、プライベートの一面にフォーカスします。

最近気に入っていること、休日の過ごし方などを教えてください。

松森

スポーツジムでのランニングと筋トレ。旅行や岩盤浴でリフレッシュしています。

神崎

リングフィットアドベンチャーにはまっています。

松澤

出産して間もないので、子供と過ごす時間を大切にしています。

池亀

夫と休日が合うときは一緒に買い物などを楽しみ、1人の時は、家でライブ映像やアニメを見てのんびり過ごします。

遠藤

日中は車でドライブに出て、早めに帰宅。夜はのんびりNetflix等で海外ドラマを見たり、ペットのインコ達(4羽います)と遊んで過ごしています。

応募を検討されている皆さまへ

「シュトパト」女性隊員からの
メッセージ

採用サイトでは、応募を考えている女性の方に向けて、現役女性隊員からのメッセージを掲載しています。興味を持った方は、ぜひ気軽にお問い合わせください。一緒に働ける日を楽しみにしています。

最後に応募しようか迷っている女性の方にメッセージがあればお願いします。

松澤

入社するほぼ全員が、未経験の仕事です。
研修が充実しているので「この仕事、自分に出来るかな……」と不安な方も、安心して応募いただきたいです。
一緒に働けることを楽しみにしています!

遠藤

ホームページだけでは中々伝わらないことが多く、分からないことや気になることなど、たくさんあると思います。
少しでも興味を持っていただけたら、気軽にお問い合わせいただけるとうれしいです。大切なのはこれから!お会いできることを楽しみに待っています。