INTERVIEW 隊員インタビュー 管制業務

遠藤隊員 ENDO

2021年入社
神奈川事業本部 神奈川交通管制部

遠藤隊員 ENDO

自分の、仲間の小さな仕事が、首都圏のインフラを守っている実感

―入社の動機

自分の、仲間の小さな仕事が、首都圏のインフラを守っている実感

前職では、タクシー会社の配車、運行管理補助業務を行っていました。接客業務は自分に合っていましたが、バイクで都内を走っていたときに当社の黄色いバイク隊を見かけ、なんだろう……と調べ始めたことが入社のきっかけでした。運転が好きで、車やバイクも好きなので、「こんな仕事があるんだ!」と興味が湧きましたし、首都圏の大動脈を支える使命感を感じながら、直接的にお客さまに寄り添える仕事であることも魅力的でした。制服もかっこいいですしね(笑)。

入社当初は、誰もが知るインフラを守るというスケールの大きな仕事に携わることに、漠然とした誇りを感じていました。業務を始めてからは、社員一人ひとりの丁寧で正確な動作があってこそ「首都圏のインフラを守る」が実現できるのだという実感を深めています。例えば、情報板にイベント情報を表示させてお客さまへの注意喚起を行ったり、事故が起きて本線通行止めになれば、入口を1か所ずつ閉めていったり……当たり前の毎日を守るため、お客さまの目には触れない、小さな仕事を大事にすることが重要なのだと気付かされました。

仲間への感謝を忘れず、チームとして任務を達成する

―仕事内容

仲間への感謝を忘れず、チームとして任務を達成する

入社から4年半、管制業務を担当しています。首都高速道路上での事故やトラブルの一報を受け、お客さまへ適切な情報提供を行い、関係機関と一丸となって処理に当たるのが主な役割です。そのため、正確でスピード感ある情報共有が求められます。一報が入ると、チームでコミュニケーションを取り合って協力し合い、役割分担しながら対応にあたっています。忙しいときこそ、事故やトラブルに遭われたお客さまを思いやる気持ち、現場で対応してくれる仲間への感謝を忘れないように意識しています。

管制室には現場経験豊富なベテラン社員が配属されることが多く、私は常に先輩方からサポートを受ける立場でした。それではいけないと気負っていたこともあるのですが、先輩方から「一人で抱え込まないで。何十年経験しても難しい仕事だから、できなくても当たり前だよ」と声をかけてもらったこともあり、今は、レベルアップを意識しながら互いに助け合い、チームとして任務を達成したいと思えるようになりました。チームの雰囲気は本当によく、立場を超えて意見を交わせますし、平常時には冗談も言い合える関係性です。だからこそ、非常時には緊密に連携できるのだと思います。

現場や他の地区での経験を重ね、自分の視野を広げたい

―今後の展望

現場や他の地区での経験を重ね、自分の視野を広げたい

配属直後にトンネル内で大きな車両火災が起きたとき、何もできず呆然と立ち尽くしてしまったことがあります。業務効率だけを考えれば、「戦力外」に陥った私を放置して、各自の業務に集中するのがベストだったはずですが、管制室の先輩は「遠藤さんはこれをやって。それだけですごく助かるから」と、私にも役割を与えてくれました。自分もチームの一員だという想いを持てましたし、一分一秒を争う場面でも周囲を見渡し、ケアできる先輩のようになりたいと強く感じました。その気持ちは今も変わっていません。

また、今後は巡回業務に従事し、現場の理解を深めたいという想いがあります。現場経験を積んだ管制室の先輩が、「トンネルの中暑いよね。もう少しだからね、事案の扱いありがとう」と、一言添えている姿を見て、私もいろいろな部署を経験し、各部署で頑張る社員同士、心の底から感謝し合って仕事をしたいと思いました。入社動機にもなったバイク隊への憧れもありますし、東京地区でも経験を積みたいです。部署間交流等の社内制度も活かし、自分の視野を広げていきたいと考えています。

私のオフショット

私のオフショット

バイクがとにかく大好きで、以前は寝る間も惜しむほどにバイクで走りまわっていました。今は引っ越し先の関係で手放してしまいましたが、またいずれ乗りたいと思っています。

プライベートな時間がしっかり取れるので、最近では初めて飼った愛犬と、おしゃべり上手なインコ達(4羽います笑)と共に遊んだり、カフェ巡りやドライブに出かけたりして楽しんでいます。ドライブでは首都高を使うことも多いため、今までには無かったこの仕事ならではの目線で楽しむこともできています。