INTERVIEW 隊員インタビュー 巡回業務

倉嶋大河 Taiga Kurashima

2018年入社
東東京事業本部 木場交通管理部

倉嶋大河 Taiga Kurashima

「どうしたら事故を防げるのか」と疑問をもったことが入社のきっかけ

―入社の動機

「どうしたら事故を防げるのか」と疑問をもったことが入社のきっかけ

私の父がかつて首都高パトロールの隊員だったこともあり、幼い頃から当社は身近な存在でした。入社した動機としては父の影響もありましたが、そんな父によく警察に関するテレビ番組を見せられたことも、大きなきっかけになっています。番組内では大きな事故も取り上げられていて、「どうして事故が起きるのか」「どうしたらそれを防げるのか」ということをよく考えるようになりました。その疑問に対する答えを追求するためにも、首都高パトロールで働く道を選びました。

実際に働いている今、お客さまに安心感を与えることも大切な仕事だと感じています。たとえばガス欠や車両トラブルによって首都高上で停車してしまった場合、お客さまは不安や恐怖を感じるものです。お客さまの目線に立って接し、少しでもその不安や恐怖を和らげたいと思っています。

「ありがとう」という言葉をお客さまから直接いただける仕事

―仕事内容

「ありがとう」という言葉をお客さまから直接いただける仕事

入社当初から木場交通管理部の巡回部署に所属しており、現在5年目になります。巡回業務では一回のパトロールで70から100kmほどを走行しますが、落下物があれば回収し、事故や故障車が発生した際には管制室から指示が入って現場へ向かい対応します。

ある日、首都高の3車線すべてに角材が散乱していたことがありました。このようなときは「先頭固定」といって、パトロールカーの速度を徐々に落として後方の車の速度を抑制し、散乱物の手前でいったん完全に流れを止めます。そして止めている時間を極力短くするため、右車線の散乱物を中車線に寄せて走行できる車線をまず1車線確保したのですが、そのときバイクの運転手の方が「ありがとう」と合図をしてくれたのが今でも印象に残っています。巡回業務はお客さまと接することが多く、「ありがとう」という言葉も直接いただけます。それはこの仕事のひとつの魅力と言えるかもしれません。

支えてくれる人たちがいるから成長できる

―今後の展望

支えてくれる人たちがいるから成長できる

直接お客さまと接する機会が多く、感謝の言葉をいただくとやはりやりがいを感じます。しかし、見方を変えれば私たちの対応ひとつでお客さまの気持ちも変わり、首都高パトロールに対する印象も変わるということです。そういった意味でとても責任が伴いますし、コミュニケーション能力やマナーも当然求められます。私自身、そういった人間力の部分で成長できるよう意識してきました。

専門性はもちろん、人間力を伸ばすうえでは周りの上司や先輩方の存在も大きかったです。職場は明るくフレンドリーな方ばかりなのですが、危険や責任も伴う仕事ですので、時には厳しい指導もあります。当然落ち込むこともありましたが、周りの先輩たちも含めてフォローしてくれたり、前を向いて進めるよう支えてくれます。私も後輩たちに対して同じことができるよう、人間力の面でもさらに成長していきたいと思っています。

私のオフショット

私のオフショット

サッカーが好きなので、よくサッカー観戦に出かけています。「横浜F・マリノス」の大ファンなのですが、大学生の頃は年間18回あるホームの試合のうち、8~9試合はスタジアムで観戦していました(笑)。最近はあまり観戦に行けていませんが、周りもサッカー好きの人が多いので「最近あの選手のプレーがいいよね」と、休憩中はよくサッカー談議で盛り上がっています。気兼ねなくそういった趣味の話ができる点も、この職場の魅力かもしれませんね。