パトもっと!

IMA・MUKAHI首都高パトロールのいま・むかし

首都高パトロールのはじまり

首都高パトロールのはじまり

首都高速道路が初めて開通したのは、1962(昭和37)年12月。京橋~芝浦間のわずか4.5kmでした。そこから徐々に路線を増やしてきた首都高速道路。交通管理業務はもともとは首都高速道路公団が行っていましたが、路線の拡大や交通量の増大により交通管理業務も複雑化し、1976(昭和51)年から当社の前身である旧3社が順次担当することになりました。その後首都高速道路株式会社の発足により、当社も首都高グループの一員になり、今日に至ります。首都高速道路の安全を守ること、それは初めて開通した日から変わることはありません。時代とともに歩んできた交通管理業務を「首都高パトロールのいま・むかし」として写真とともに振り返ります。

パトロールカー

昭和40(1965)年頃

回転灯は小さなものが3灯だけでした。サイレンは機械式のモーターサイレンで、スイッチが足元にあり、踏むことで連続して鳴らせる仕様です。車体は頑丈で、荷物を積んだ大型トラックも牽引できるほどパワフルでした。

昭和40(1965)年頃

令和4(2022)年

回転灯は散光式点滅LEDとなり、車両のいたるところに取り付けられています。また、サイレンが電子サイレンになったほか、車両には複数のカメラを搭載しており、まるで走る情報収集車のようでもあります。

令和4(2022)年

標識

昭和40(1965)年頃

昔は「はめ込み式」や「字幕式」でしたが、字幕式は雨天時に湿気により故障してしまうことがありました。夜は内照式蛍光灯で表示していましたが、薄暗く遠方からよく見えないことも。また、字幕式は表示できる内容が少なかったです。

昭和40(1965)年頃

令和4(2022)年

最新の情報板はサイズが大きく、LED式のためとても明るいです。綺麗で見やすくなり、遠方からでも内容が確認しやすくなりました。表示できる内容もたくさんあり、様々なシーンで最も適した情報をお客さまにお知らせすることができます。

令和4(2022)年

レッカー車

昭和40(1965)年頃・平成8年頃

平成の時代には、首都高の道路事情を考慮し、普通車程度の車幅と大型車並みの車高で設計された、世界で2台しかない特別なレッカー車も活躍。新幹線「のぞみ」に似ていることから、「のぞみちゃん」の愛称で親しまれていました。

昭和40(1965)年頃・平成8年頃

令和4(2022)年

現在のレッカー車は特車隊員の意見を取り入れて開発したもので、油圧式によりボタン・レバー・リモコンで機器を操作できます。また作業用ライトには明るいLEDを採用するなど、快適性・操作性・安全性を高めた車両です。

令和4(2022)年

交通管理業務

昭和40(1965)年頃

黄色いパトロールカーの知名度も低く、「なんで黄色い車の人が事故処理に来るの?」と現場で聞かれることもありました。また、記録として事故状況を写真撮影する際は、ポラロイドカメラのため夜はしっかり撮れていないこともありました。

昭和40(1965)年頃

令和4(2022)年

私たちの仕事がメディアで取り上げられることが増え、多くの方に知っていただけるようになりました。事故現場で少しでも早く通常の交通の流れを確保するため、作業の高度化や迅速化に向けて隊員の訓練項目も増えています。

令和4(2022)年

交通管制業務

昭和45(1970)年頃

昭和45(1970)年に交通管制システムを導入しました。当時の監視モニターはモノクロブラウン管テレビであり、また、交通状況を3色で管制盤に表示。首都高上の情報板に表示する「〇〇方面渋滞中」などの文字は、管制員による手動入力でした。

昭和45(1970)年頃

令和4(2022)年

現在の交通管制システムでは、渋滞状況やテレビカメラ画像などあらゆる情報が大型ディスプレイにフルカラーで表示されます。パトロールカーの走行位置も把握でき、さらにお客さまにお知らせする情報板の渋滞距離情報などは、全て自動で表示できます。

令和4(2022)年

交通取締業務

昭和59(1984)年頃

「台貫」という大きなはかりで車両の重さを計測していましたが、台貫は固定装置のため、計測場所が限定されていました。また、鉄板構造のため雨天時は滑りやすく、計測するにあたっては少し危険でもありました。

昭和59(1984)年頃

令和4(2022)年

現在は「マットスケール」というマットタイプのセンサー を用いて計測しています。持ち運びやすくバッテリーを内蔵しているため、道路上のどの場所でも計測が可能。マットスケールを複数使用して、別々の場所で一斉に車両の重さを量ることもできます。

令和4(2022)年

基地局

昭和時代~

基地局は「いま・むかし」問わずに巡回業務の拠点です。昔から外観が変わらない基地局もあれば、最新の建物内にある基地局もありますが、車両や室内は時代に合わせてどの基地局も新しくなっています。

昭和時代~

令和時代

一番新しい基地は横浜みなとみらい地区にある「みなとみらい基地」です。近代的な建物であり、事務所内の机や椅子などは綺麗に統一され、とても働きやすい執務環境になっています。給油所も備えており、出発前に給油もできます。

令和時代
  • 数字で見る首都高パトロール
  • 首都高パトロールのいま・むかし
  • 首都高パトロール車両図鑑
  • ペーパークラフトぬりえ